こんにちは。VOC事務局です。
オフショア開発に向いている案件がどのようなものかご存じでしょうか。
本コラムではさくっと1分で読めるオフショア開発に向いている案件をご紹介します!
①自社サービス・自社製品のシステム開発
一番オフ書開発の定番にはなりますが、自社サービス・自社製品のシステム開発はオフショア開発にとても向いています!
自社開発は、会社が決めた予算内で開発しなければならないケースも多いので、オフショア開発を上手く活用できれば、限られた予算内で有効な開発ができる可能性が高いです。 おすすめポイントは、ラボ型開発(つまり半年または1年などの一定期間)の契約を結ぶことで、低コストでの専属チーム発足そしてノウハウの蓄積をしながら確かな開発が進められる点です。
②ECサイト、Webサイト、コーポレートサイト、ブッキングサイト等の構築
ECサイト、Webサイト、コーポレートサイト、ブッキングサイト等はオフショア開発にとても向いています。これらの共通点は、ベトナムでも日常的にある開発であるという点です。
実際にオフショア開発で発注数も多いので、ベトナム人エンジニアも仕様理解や実装に慣れていることが多く、かなりスムーズに開発できる可能性が高いです。
中でも、比較的簡単に実装できるWordPressや開発用のフレームワーク等を使用して作るものは、低コスト・高品質な開発を実現しやすいです。
③既存システムの運用保守
既存システムの運用保守はオフショア開発にとても向いており、より効果が高いと言えます。なぜなら日本のシステム開発会社に依頼するとなると、実稼働が少なくても意外とコストがかかっているのが、この既存システムの運用保守などの領域です。
システムの仕様などをベトナム人エンジニアに引き継ぐ手間は多少かかりますが、最初の共有さえ完了してしまえば、勉強熱心なベトナム人エンジニアたちはソースコードを読みながら自発的にシステム理解を深めてくれます。ベトナム人エンジニアはその勤勉な性格のおかげで、システムの細々としたバグ修正や小さな改善・カスタマイズなど地道な作業を得意としています。
④AIや機械学習関連の開発
ベトナムでは、AIや機械学習などの人気が高く、ディープラーニングや機械学習ソフトの開発における標準的なプログラミング言語とされるPythonが扱えるエンジニアも多数います。
そして実際、AIや機械学習関連の案件は、欧米企業からベトナムオフショア拠点に発注されることが多く、ベトナム人エンジニアは開発経験が豊富です。
これらのプロダクトは、膨大なデータを流し込んで解析するような性質がありロジックがシンプルなので、オフショア開発に向いています。日本国内よりもエンジニアを探しやすい可能性もあります。
⑤テスト作業
日本国内の開発会社だと、システムの開発者(プログラマー)がテスト工程も担当することがしばしばありますが、オフショア開発では、オフショア拠点に専任の品質管理部門が置かれるのが一般的です。つまり、場合によっては、テスト工程は日本国内よりもオフショア拠点に任せた方が、より専門的かつ体系的な品質管理が期待できると言えます。 テストの実行はもちろん、テスト仕様書やテストケースの作成から任せることも可能です。
⑥R&D
R&D-研究開発において、オフショア開発はまさに最適解と言えるのではないでしょうか。
事業成長のためには、R&Dへの膨大な投資が必要不可欠なことは分かっていても、実際のところは、そこに投資する資金不足やリスクの問題から、多くの企業が積極的になれないのが現状かと思います。
そこで、ラボ型開発(つまり半年または1年などの一定期間)の契約を結び、専属のR&Dチームを発足するのがおすすめです。オフショアなら、R&Dに必要不可欠な優秀なIT人材を、日本よりも低コストで継続確保することができます。
いかがでしたでしょうか?
本日はベトナムオフショア開発に向いている案件についてご紹介しました。
最後までご覧いただきありがとうございました!