
こんにちは!VOC事務局です。
近年、オフショア開発の委託先としてベトナムが人気、という話を耳にする機会が増えたのではないかと思います。
なぜベトナムがオフショア先として人気を集めるのか、今回は”ベトナムメンバーと実際に仕事をして感じた、ベトナムオフショアが人気の理由”4つをご紹介させて頂きます。
①優秀なIT人材を低コストで確保できる
ベトナムの人件費は日本の1/2~1/3程度と言われています。
優秀なベトナムエンジニアを活用することで、人件費を抑えることができ、システム開発にかかる原価削減が見込めます。
中国の人月単価は、以前は日本の1/2程度と言われていたものの、近年の経済発展をもとに、給与が日本の70~80%、場合によっては日本以上になっているという話もあり、中国からベトナムに委託先を変更しているという企業様もいます。
②若くて優秀なIT人材が豊富である
ベトナムでは、政府や教育機関の積極的な支援により、毎年多くのエンジニアが育成されています。2023年時点で、ベトナムの人口は約1億300万人に達し、そのうち6,700万人以上が生産年齢人口(15歳~64歳)を占めています。
平均年齢は約31歳と若く、IT分野の従事者数は約53万人と報告されています。
この若く活力ある人口構成は、日本とは大きく異なる特徴です。
しかし、近年ベトナムでも出生率の低下が見られ、少子高齢化の兆候が現れ始めています。2035年までには高齢社会に移行するとの予測もあり、労働力人口の増加率は徐々に鈍化すると見られています。
それでもなお、ベトナムのIT人材はスキルアップやキャリアアップに積極的で、新しい技術の習得にも熱心に取り組んでいます。このような背景から、今後も若く優秀なIT人材の増加が期待されます。
③勤勉で親日な国民性、日本語が話せる人材も多い
歴史的背景やアニメの影響などからベトナム人は親日家の方が多く、 ベトナム人は真面目で、向上心が強く勤勉であるという特徴があり、手先が器用で細やかな仕事にも粘り強く取り組みます。
また、 ベトナム国内では日本語を第二外国語として教える高校もあるなど、日本語需要が非常に高まっており、日本語が話せるIT人材が多いのも人気の特徴です。
④時差が+2時間である
日本とベトナムは時差が2時間です。例えばベトナム時間の就業時刻が9:00-18:00の場合、日本では11:00-20:00にあたります。日本側が9時に始業を開始し朝のうちに業務整理をして、11時になったらベトナムメンバーと朝礼を行うなどうまく時間を有効活用することができます。
また、ベトナム人は家族との時間を大切にするので残業はしない文化でありますが、日本の18時がベトナムの16時にあたるので、日本側で多少残業が発生してもベトナム側は就業時間内の為、すぐに連絡を取ることができ、ストレスなく業務遂行することができております。など、日本語需要が非常に高まっており、日本語が話せるIT人材が多いのも人気の特徴です。
終わりに
これらのことから、ベトナムは日本のオフショア開発先として相性がよく、人気を集める理由となっているのだと思われます。
オフショア開発をご検討中のご担当者様には、ぜひ一度、ベトナムを候補にご検討ください。
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