AI駆動開発や生成AIの活用が急速に進む中で、「この先、オフショア開発は本当に必要なのか」「AIが前提となったとき、日本と海外はどう協業していくべきなのか」といった疑問を持つ企業も増えています。
一方で、AIやオフショア開発を取り巻く議論は抽象論に留まりがちで、
実際の現場で何が起きているのか、どこに課題があり、どのように変化し始めているのかを、自社だけで確かめることは容易ではありません。

VOCでは、こうした声に応える形で、オフラインセミナー「AI時代のオフショア戦略」を開催しました。
本セミナーでは、AI活用が進む開発現場の実例をもとに、オフショア開発の役割がどのように再定義されつつあるのかを共有するとともに、パネルディスカッションを通じて、日本企業とベトナムオフショアが今後どのように協業していくべきかについて議論を行いました。

当日は、現場視点の意見交換や率直な質疑が交わされ、AI時代におけるオフショア開発の位置づけや、実務に即した課題について多角的に考える場となりました。

■セミナー概要

開催日時:2026年1月23日(金)
開催場所:ビジョンセンター浜松町

プログラム

開催日時内容登壇者
16:00 ~ 16:15開会挨拶
AIと共につくる新しい開発の進め方
協会代表理事
柴田 達真
16:15 ~ 16:55パネルディスカッション
「AIが発展しても、オフショアの価値は残るのか?」
協会監事
レ・アン・トゥアン
×
プロフェッショナル会員
岸菜 圭一郎
16:55 ~ 17:05休憩
17:05 ~ 17:25AI時代のオフショア戦略事例
現場データの自動化を支えるAIワークフロー
協会理事
井上拓也、ファン・チー・ジャン
17:25 ~ 17:45AI時代のオフショア戦略事例
多言語コミュニケーションを変えるAI活用の最前線
協会理事
グエン・トアン・アン
17:45 ~ 17:55質疑応答
17:55 ~ 18:00閉会挨拶

■会場の様子

今回のセミナーでは、AI時代におけるオフショア活用を考えるうえで、「AIが発展しても、オフショアの価値は残るのか?」をテーマにパネルディスカッションを実施しました。
AIの普及で“作業”自体は効率化される一方で、要件の解釈や仕様のすり合わせ、品質担保、体制設計、継続的に成果を出すための運用設計など、プロジェクトの本質的な難しさはむしろ浮き彫りになります。そうした前提を踏まえ、オフショアに求められる価値も「単なる開発リソース」から、「成果に責任を持てる体制・パートナーシップ」へと変わっていく点が議論の中心になりました。

そのうえで後半は、登壇各社から具体的な取り組み例や実装イメージを共有しました。
たとえば、現場データの整備・連携を効率化するためのAIワークフローの考え方や、運用の中でどう自動化を組み込むかといった観点を、具体例を交えて紹介しています。あわせて、多言語コミュニケーションを前提にしたAI活用の最前線として、翻訳にとどまらない「認識のズレを減らす」工夫や、協業の質を上げるための実践的なアプローチについても取り上げました。

「一社の成功パターン」だけでなく、立場や事業モデル、進め方の違いがあることも含めて理解いただくことを重視しました。
複数の視点を並べて聞くことで、「自社に合う活用の形はどれか」「どこに不安があり、何を確認すべきか」が整理しやすくなるはずです。

本セミナーが、ご参加の皆様にとって、今後のオフショア導入・体制検討を進めるうえでの判断軸を持つきっかけになれば幸いです。

■ ツアー参加者の感想

今回のセミナーに参加された方からは、次のような感想をいただきました。

■ 次回セミナー開催ご案内

今回のセミナーでは、実際の事例や現場の声を交えながら、AI時代におけるオフショア活用の考え方や判断軸についてお届けしました。
「自社でも取り入れられそう」「次に何を検討すべきか整理できた」といった学びや気づきを、少しでも持ち帰っていただけていれば幸いです。

VOCでは今後も、ベトナムオフショアをはじめとする外部開発リソースの活用について、最新の動向や実務に役立つ知見を共有するセミナー・勉強会を継続的に企画していきます。

次回以降の開催情報は、VOC会員の皆様に優先してご案内します。会員向けには、イベント情報に加えて、現地レポートや開発現場のリアルが分かるコンテンツも配信しています。
ぜひ会員登録のうえ、VOCを情報収集とネットワークづくりにご活用ください。

以上

一般社団法人ベトナムオフショア開発協会 事務局

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

このたび、10月8日(水)にグランフロント大阪にて開催された【DXシステム開発 / ものづくりDX Expo 2025 -大阪-】において、一般社団法人ベトナムオフショア開発協会は後援団体として協力いたしました。

本イベントは、(株)ナノオプト・メディア主催のもと、製造業・交通・公共分野をはじめ、日本のDXを牽引する企業や専門家が集い、約20の講演と30社の展示が行われました。生成AI、人材育成、モダナイゼーション、システム内製化など、国内企業が直面するテーマを幅広く取り扱い、会場は終日多くの来場者で賑わいました。

当協会としても、日本企業のDX推進に関連する最新動向を把握し、今後の会員企業への情報提供や、日越協業の可能性を広げる機会となりました。

引き続き、国内外のDX分野に関わるイベントや取り組みへの協力を通じて、より良い協業環境の構築と情報発信に努めてまいります。

■会場の様子

■ 開催概要

以上

一般社団法人ベトナムオフショア開発協会 事務局

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

10月29日、VOCでは協会運営企業・パートナー企業・パートナーメンバーが参加する定例の正会員勉強会を開催しました。

講師の尾﨑猛氏より、AI時代におけるエンジニアの役割変化と、オフショア開発における品質向上の実践ポイントについて解説が行われました。
当日は、日本とベトナムの両拠点から50名を超える会員がオンラインで参加し、AI時代における品質の在り方について学びを深めました。

勉強会では、ISO9001やISO/IEC 25010といった国際規格をもとにした品質の考え方から始まり、プロジェクト品質を構成する「プロジェクト品質・プロセス品質・プロダクト品質」の違いや、QCDSバランス(品質・コスト・納期・スコープ)の重要性が紹介されました。

後半では、ベトナムオフショアの現場における品質向上策として、

といった実践的なポイントが共有されました。

尾﨑氏は、「AIがコードを生成しても、最終的な品質を保証するのは人である」と強調。
参加者からは「品質を定義から考え直す良い機会になった」との声が多く寄せられました。

VOCでは今後も、会員企業それぞれの実践知を共有し、オフショア開発の品質と信頼性を高めるための学びの場を継続していきます。

以上

一般社団法人ベトナムオフショア開発協会 事務局

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

海外オフショアを検討する企業にとって、「現地のリアルを知りたい」「自社(日本)とベトナムは本当に協業できるのか?」という点は気になるものの、自分たちだけではなかなか確かめにくい部分です。
VOCでは、こうした声に応える形でベトナム現地のIT企業を訪問する視察ツアーを定期的に開催。日本企業向けのオフショア開発に取り組むオフィスを訪問し、ベトナム現地の日本企業に向けた思いや熱意を直接体感できる機会を設けさせていただきました。

今回のツアーでは、ホーチミン市にオフィスを構える4社の日本企業向けオフショア開発拠点を訪問。現地エンジニアとの交流、経営層とのディスカッション、最新プロジェクトの紹介。また、ベトナムオフショアに精通した有識者との意見交換を行いました。将来の協業を具体的に検討するうえでの土台となるよう企画し、現地での交流や議論を通じて多角的に理解を深められる内容としました。

ツアー概要

開催日時:2025年8月22日(水)
開催場所:ベトナム ホーチミン市

時間内容
AM 9:30企業視察1社目
「SanAn SOFTWARE」
AM 11:30昼食 経営層・BrSEとの交流
PM 13:30企業視察2社目
「CubeSystemVietnam」
PM 3:30企業視察3社目
「IDSVietnam」
PM 5:00企業視察4社目
「NAL VIENAM」
PM 7:00会食 開発メンバーとの交流

視察ツアーの様子

ツアーでは、現地で日本向けのオフショア開発を提供しているIT企業を4社訪問しました。
各社の会社紹介や日本ビジネスへの展望のご説明、オフィスや開発フロアの見学、担当者による実際のプロジェクトの紹介や開発中の最先端AIツールの紹介まで、各社の実際の雰囲気を間近に見ることができるプログラムをご提供。会社によっては来社時のお出迎えからお見送りまで日本語が堪能なベトナム人スタッフが丁寧に対応し、視察参加者が感動と驚きの表情を見せる場面もありました。

今回訪問した企業は、規模の大きな組織から特定分野に特化した企業まで様々な特徴を持っています。異なる事業モデルを組み合わせて見学することで、ベトナムにおけるIT企業の多様な姿を実感いただくことも、VOCの視察ツアーの目的の一つです。
ご参加いただく皆様にとって、「自社に合うパートナー像はどのタイプか」に気づくきっかけになり、今後のオフショア導入に向けた指標の一つになれば幸いです。

各社の訪問時には、経営層やBrSE(ブリッジSE)とのディスカッションを行いました。
BrSEからは、実務で直面するコミュニケーションの工夫や役割分担、現場での取り組みを具体的ご紹介し、ツアー参加者が感じられている様々な疑問を解消しました。
和やかな雰囲気の中で、ITやビジネスの話題を越え、参加企業が抱えているプロジェクトの悩みや、ベトナム人エンジニアの皆さんが目指している目標。さらには日本についての素朴な質問など、まるで実際のプロジェクトメンバー同士の交流のような時間となりました。

また、経営層からは、人材採用や教育への投資方針、日本企業との協業における課題と対策を共有。
現地の経営判断の背景を含め、俯瞰的な立場からもベトナムオフショアのリアルをご実感いただく場となりました。

開発メンバーとの交流を兼ねた会食の場も設け、若手エンジニアを中心に、日常の業務スタイルやキャリアの考え方についてざっくばらんに意見交換を行い、会議室でのディスカッションとは異なる雰囲気の中で現地のリアルを知る時間となりました。

今回のツアーでは、夜の会食にもご参加いただき、現地のスタッフにも人気のシーフードレストランを訪問しました。和やかな雰囲気の中で、プロジェクトでの工夫や技術への関心だけでなく、働くうえで大切にしている価値観や文化の違いに関する話題も自然と広がりました。
食卓を囲むことで、相互理解が深まり、ビジネスだけでは見えにくい人となりやチームの空気感に触れられるのは、日本もベトナムも同じです。

ツアー参加者の感想

今回のツアーに参加された方からは、次のような感想をいただきました。

次回ツアー開催のご案内

今回の視察ツアーでは、現地に足を運ぶからこそ得られる学びや気づきをご実感いただくことができました。
今後もVOCでは、オフショア開発国として注目され続けるベトナムのリアルと魅力をさらに実感できる視察ツアーを企画していく予定です。

次回の開催について、VOCの会員の皆様には優先的に情報をお届けします。ユーザー会員向けに最新のイベント情報や現地レポートも配信中です。
ぜひ会員登録をして、当協会をご活用ください。

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

2024年10月4日(金)にオンラインセミナー「オフショア開発成功への鍵 ー 効果的なコミュニケーションの秘訣」を開催いたしました。

今回のセミナーでは、当協会の監事を務める株式会社SanAn Connectソリューションマネージャーがスピーカーとして登壇し実際のオフショア開発進行時に発生した事例をお伝えしました。

特に注力してお伝えした

・明確な指示の出し方
・適切な報告、連絡、相談のタイミング
・異文化理解に基づくコミュニケーション方法

につきましては、少しの工夫で実践できることも多いため少しでも皆様のお役に立てればと考えております。

今回のセミナーやアンケートで頂戴した皆様からのリクエストについては、今後のセミナー運営に活用させていただきます。

改めまして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回は、11月にウェビナーとリアルイベントを実施予定です。皆様ぜひご参加ください!

【当日の資料(一部)】

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

2024年5月23日(水)にオンラインセミナー「あなたのビジネスに合うオフショア会社の選び方」を開催いたしました。

今回のセミナーでは、

・ビジネスに合うオフショア会社の選び方

・ベトナムにおけるオフショア開発会社動向

について、事例やベトナム現地の最新情報をもとにお伝えいたしました。

ご参加の皆様からは、たくさんの質問をお寄せいただきました。

実際のオフショア開発企業に質問をするには少し気が引けるかもしれない率直な不安やお悩みもお寄せ頂き、代表理事柴田からも、具体的な数字を合わせて率直に回答をさせていただきました。

こういったやりとりからも、皆様の当協会に対する期待を強く感じることが出来、当協会としても非常に有意義な時間となりました。

今回のセミナーやアンケートで頂戴した皆様からのリクエストについては、今後のセミナー運営に活用させていただきます。

改めまして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

VOC事務局

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

2024年3月13日(水)に「一般社団法人ベトナムオフショア開発協会(VOC)設立記念セミナー」を開催いたしました。

今回のセミナーでは、
・ベトナムオフショア開発協会の設立の背景
・中国とベトナムオフショア開発の比較
・オフショア開発企業における人材育成

について、各理事より発表及びパネルディスカッションを実施いたしました。

参加された皆様からは、現在のオフショアへの課題提起や自社での課題の解決方法について活発なやりとりが行われ、皆様の当協会に対する期待を強く感じることが出来ました。

今回のセミナーやアンケートで頂戴した皆様からのリクエストについては、今後の協会活動において活用させていただきます。


改めまして、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

VOC事務局

ベトナムオフショア開発協会では、
日越の協業を進めるうえで役立つ考え方や、現場に基づいた知見を日々発信しています。

本記事の内容も含め、より詳しい情報は会員限定コンテンツとしてお届けしています。
セミナーや視察ツアーのご案内とあわせて、メールにてご案内しています。

©2024 一般社団法人ベトナムオフショア開発協会