■導入

こんにちは。ベトナムオフショア開発協会、理事のグェン トアン アンです。

ベトナムをはじめ、海外でのオフショア開発はコスト最適化やリソース確保の手段として一般化しています。しかし、その普及とともに日本企業が直面しているのが、「チームに責任感が育たない」という問題です。

「指示した通りには動くが、自ら提案してくれない」
「決められた作業だけをこなしてしまい、改善が進まない」
「問題が起きても報告が遅れ、自分ごとになっていない」

PMやBrSEの多くが同じ声を上げています。
こうした課題の根本には、日本側が無意識に続けてしまう“トップダウン型の仕事の進め方”があります。

この記事では、オフショアチームの潜在力を引き出し、主体性と責任感を育てる「巻き込み型マネジメント」について解説します。

■この記事の結論

ベトナム人材に信頼される上司とは、公正な評価を行い、成長を支援し、家族文化を尊重して接するリーダーである。
この3つは、海外人材マネジメントの中でもベトナム特有の文化背景と深く結びついており、日本企業が信頼関係を築くうえで最も重要な基盤となる。

公平・公正を重視する理由

ベトナム人材は「評価の透明性」を最も信頼の指標としている。
日本企業が想定している「なんとなく伝わるだろう」という暗黙性は、ベトナム側では通用しないことが多いです。
ベトナムの職場文化は、チームワークを重視しつつも 成果に対する正当な評価を求める傾向が強いです。

信頼される上司の特徴

  • 評価基準を明確に提示する
  • 昇進・昇給理由を言語化して説明する
  • ルールを全員に公平に適用する

不信感を生む行動

  • 理由が説明されない評価
  • 感覚的・抽象的な指示
  • 特定の社員だけが優遇されているように見える状況

公平性はベトナム人材の離職理由にも直結するため、日本企業は特に注意すべき点です。

成長を支援する「未来志向」

ベトナム人材は、キャリアアップ意欲が非常に強い。
日本のように「長く働く前提でじっくり育てる」という文化よりも、「できるだけ早くスキルを磨きたい」「より責任ある役割を任されたい」という志向が強く、上司には “先生(Thầy/Cô)” 的な役割 が求められます。

信頼される上司の行動

  • 改善点だけでなく「どう伸ばせるか」を説明する
  • 成長機会となる仕事を任せる
  • 1〜2年後のキャリアを一緒に設計する

キャリア面談で効果的な質問例

  • 「今後伸ばしたい技術分野は?」
  • 「新しい挑戦をしたい領域は?」
  • 「5年後どんな役割で働きたい?」

キャリアの道筋が見えないと、モチベーション低下や離職に繋がりやすくなります。

文化と家族を尊重する「包容力」

ベトナム人材は、キャリアアップ意欲が非常に強い。
日本のように「長く働く前提でじっくり育てる」という文化よりも、「できるだけ早くスキルを磨きたい」「より責任ある役割を任されたい」という志向が強く、上司には “先生(Thầy/Cô)” 的な役割 が求められます。

信頼される上司の行動

  • 冠婚葬祭・家族の病気に理解を示す
  • ミスが起きた際に部下を守る姿勢を見せる
  • 注意や指導は必ず個別に行う(面子を傷つけない)

不信感を生む行動

  • 家族都合の休みを嫌味で扱う
  • 公然と叱責する(面子を潰す行為)
  • 部下のミスをその場で責める

ベトナムでは、部下を守れる上司は“尊敬に値するリーダー”として扱われます。

日本とベトナムのマネジメント文化の違い

項目日本ベトナム
指示の出し方察して理解する文化明確な言語化が必要
評価プロセス重視・曖昧結果+理由の透明性
上司像対等・控え目指導者・守る存在
家族観個人優先家族優先

まとめ

ベトナム人材に信頼される上司には、次の3要素が必要です。

  1. 公平で透明な評価を行うプロフェッショナルであること
  2. 成長とキャリアを支援する未来志向の姿勢を持つこと
  3. 文化と家族を尊重し、部下を守るリーダーシップがあること

これらはベトナム人材特有の価値観に根ざしており、日本的な“察する文化”ではなく、
言語化・透明性・配慮 を軸にしたマネジメントこそが信頼構築の鍵になります。

グェン トアン アン(ベトナムオフショア開発協会 理事)


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こんにちは!VOC事務局です。

この度、当協会が後援を行っている(株)ナノオプト・メディア主催のイベントが開催されますので、ご案内いたします。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃◆◆◆  DXシステム開発 / ものづくりDX Expo 2025 -大阪- ◆◆◆ 開催のご案内
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

AI活用・人材育成・システム内製化・モダナイゼーションなどをテーマとして、
企業のDXにおけるベストソリューションを提唱する展示・セミナーイベント
「DXシステム開発 / ものづくりDX Expo 2025」が10月8日(水)・グランフロント大阪にて開催されます。
 
多数セミナー・展示を行いますので、ぜひ関連セクションの方もお誘いあわせのうえ、ご来場ください。

◆公式サイト・ご登録はこちら

https://go.f2ff.jp/1008supportemailvoc


◆開催概要
【会期】2025年10月8日(水)
【会場】ナレッジキャピタル カンファレンスルーム(グランフロント大阪北館 タワーC 8F)
【来場】無料(展示会・講演)公式サイトからの事前登録制
【主催】(株)ナノオプト・メディア
【特別企画】AI Inovatino Zone 2025
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ その他セッションのご紹介 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■生成AIの競争力強化に向けて
……………………………………………………………………………………………………
経済産業省
商務情報政策局 情報産業課 AI産業戦略室
総括補佐
秋元 裕太 氏

■AIエージェント活用によるフロントラインワーカーの生産性向上
……………………………………………………………………………………………………
(株)日立製作所
デジタルシステム&サービスセクター AI CoE Generative AIセンター 本部長 兼
Chief AI Transformation Officer
吉田 順 氏

■ダイハツ工業のAI民主化の取り組み ~ 孤軍奮闘AIヒーローの軌跡をたどる ~
……………………………………………………………………………………………………
ダイハツ工業(株)
DX推進室 デジタル変革グループ長 (兼) 東京LABOシニアデータサイエンティスト (兼) DX戦略担当
太古 無限 氏

■JR西日本における生成AIの業務変革~これまでとこれから~(仮)
……………………………………………………………………………………………………
西日本旅客鉄道(株)
デジタルソリューション本部
DX人財開発室
チーフ
中司 桂一 氏

西日本旅客鉄道(株)
デジタルソリューション本部
ソリューション営業企画部
山口 真志 氏

西日本旅客鉄道(株)
デジタルソリューション本部
データアナリティクス
長田 浩幸 氏

■【ものづくり/製造業xAI】現場のリアル
……………………………………………………………………………………………………
<Speaker>
KINTOテクノロジーズ(株)
データサイエンティスト 生成AIエバンジェリスト
和田 颯馬 氏

<Moderator>
(一社)日本ディープラーニング協会
理事
南野 充則 氏

■インドにおけるソフトウェア開発の現状
……………………………………………………………………………………………………
在日本印度商業会議所
事務局長 / IJ-AAI(株) 代表取締役社長 / (京都大学 海洋水産学 博士)
バンダーレ・チャイタンニャ 博士

【 タイムテーブル はこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■  DXシステム開発 / ものづくりDX Expo 2025 -大阪-  開催概要 ■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【会期/会場】2025年10月8日(水)
       @ナレッジキャピタル カンファレンスルーム(グランフロント大阪北館 タワーC 8F)
【来場】無料(展示会・講演)公式サイトからの事前登録制
【主催】(株)ナノオプト・メディア
【特別企画】AI Inovatino Zone 2025
【公式サイト】https://go.f2ff.jp/1008supportemailvoc
 皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■本メールの内容に関するお問合せ先
運営事務局(株式会社 ナノオプト・メディア内)  mailto:dx-info@f2ff.jp


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2025年8月開催「ベトナムオフショア視察ツアー」は、お申し込み受付を終了いたしました。
多数のお問い合わせ、誠にありがとうございました。

今後の開催情報につきましては、決まり次第ご案内いたします。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

VOC事務局


==========================================

本ツアーのお申し込み受付は終了いたしました    

【ベトナム現地だからこそ広がる視野】 “見て・聞いて・話す”実体験からこそ見える オフショアのリアル

「自社に合うオフショア開発パートナーって、どうやって選ぶの?」
「実際のオフショア開発はどのように進むのか自分の目で確かめたい」
「成功している企業はどうやってオフショアを始めたのか知りたい」

そんなお声に、“オフショア開発の最前線の実像を多角的に捉える”視察ツアーをご用意しました。
オフショアパートナー企業選定・導入判断・将来設計に活かせる「肌感」を、実際に触れて確かめられる機会です!

本ツアーでは、ホーチミン・ハノイのオフショア開発会社を4社訪問。
オフショア開発取組中の企業担当者との本音ディスカッション、政府系ベトナム進出支援機関による最新情報、現地有識者によるパネルディスカッションなど、さまざまな角度から「自社に合う体制とは何か」を考えるヒントが得られます。

ホーチミンとハノイを跨いで、業種・スタイル・人材層の違いを比較できるのは、現地視察ならでは。さらに、ユーザー企業との本音の対話や、日本政府系機関JETROでのブリーフィング現地企業代表×有識者によるパネルディスカッションなど、多角的な視点からベトナムオフショアの「いま」と「リアルな運用のコツ」に触れていただけます

今回訪問する4社は、ベトナムオフショア開発の現場においての「強みのタイプ」が異なる企業です。
オフショア開発のパートナー選びにおいては、「どこも似たように見える」ことが大きな障壁です。本ツアーでは、各社の得意領域・組織体制・プロジェクト文化の違いを実際に体感いただき、“自社に合う”オフショア開発体制とは何かを見極める比較材料をご提供します。

【訪問予定4社】

1社目  「安定性・堅実性重視の体制を構築したい」方向け
 CUBE SYSTEM VIETNAM

日系大手金融機関や流通産業の開発を担い、VB、Java、フロント開発も得意としており、開発だけではなく運用保守フェーズも得意としています。
日本本社との連携体制が確立しており、大規模・長期プロジェクトに必要な品質管理と工程統制の実例を確認できます。

2社目  「柔軟なラボ型 × 進行支援」で安心なスタートを切りたい方向け
IDS Vietnam Co., Ltd

柔軟なラボ型開発をベースに、日本企業のプロジェクト進行にフィットする「進行支援付き」スタイルが特長。 開発現場では、日本人の専任コーディネーターが現地チームと並走し、オフショア開発で生じる課題やリスクを早期に把握し調整。実行性の高いオフショア開発進行支援実績の確認ができます。

3社目  「業務システム主体の開発・保守運用フェーズの巻き取り」に課題を持つ方向け
NAL VIETNAM

物流・教育分野に特化した業務アプリ開発を中心に、UI/UX改善や業務設計支援を実施。日本語対応の教育機関も併設し、開発スキルだけでなく業務理解力の高い人材を育成しています。現場業務と密接に連動した「業務ドリブンな開発体制」を、事例と共にご紹介します。

4社目  「内製チームとの協業・補完関係構築」に関心がある方向け
SanAn Connect

保育・教育・人事領域などベトナム国内でのPoC・MVP開発に多数の実績あり。小回りのきくチーム体制とスピード感のある対応で、初動フェーズの立ち上げにも強みを発揮します。新規事業立ち上げや社内開発との役割分担支援も得意とし「最小・最速での始動」のメリットを実感できます。

ハノイでは、オフショア経験が豊富な現地企業代表や有識者によるクロストークを開催。
「最新の動向」「人材教育」「開発現場の課題」などを現場視点で語ります。

ベトナム進出支援を担う現地専門機関から、IT産業の成長動向、人材事情、外資規制・法制度についての最新ブリーフィングをご提供。
現地の政策や実務事情を、制度・マクロの視点で知る貴重な機会です

項目内容
現地移動VOCが専用車を手配。都市間含む全行程をサポートします!
宿泊・航空券推奨ホテル・推奨フライトを案内。各自手配ですが、VOCでのサポートも可能です!
言語・文化サポート日本語対応スタッフが同行。現地は全て日本語でOKです!
交流会食はVOCにて手配。充実の現地企業との交流・ネットワーキングをお約束。
日程内容
8/20(水)日本→ホーチミン市移動
8/21(木)JETRO訪問/開発企業視察2社/ユーザ企業と対話/BrSEと会話
8/22(金)ハノイ移動/企業視察2社/パネルディスカッション
8/23(土)フリータイム/市内観光(任意)/帰国

■ 必ず必要なもの

■ あると便利なもの

出張扱いでの参加をご検討の方へ

社内説明にお使いいただける視察参加理由テンプレートや、視察後の出張報告の構成例もご用意可能です。
「社内決裁の説得に使いたい」「上司向けに整理したい」という方は、お気軽にお申し付けください。

Q. オフショア未経験でも参加できますか?
A. むしろこれから導入を検討する企業の方にこそ、おすすめです。導入のきっかけ・比較検討の判断軸が得られます。

Q. オフショア導入を急いでいるわけではないのですが、参加する意味はありますか?
A. はい、導入のタイミングに関わらず、現地を見ることで「今後導入するならどう進めればよいか」のイメージがつかめます。中長期での検討にも十分役立つ内容です。

Q. 開発企業との打ち合わせは、技術的な話が分からなくても大丈夫ですか?
A. はい、問題ありません。技術よりも「どんな人たちが」「どんな体制で」開発をしているかを見ることが視察の目的です。実際に参加される多くの方が、営業や企画・管理部門の方です。

Q. 英語もベトナム語も苦手ですが、大丈夫でしょうか?
A. 問題ありません。日本語対応スタッフが同行し、視察先企業も日本語でのコミュニケーションに慣れた企業が中心です。

Q. ベトナムの治安や衛生面が少し不安です…
A. ご安心ください。訪問する都市(ホーチミン・ハノイ)は多くの日本企業が進出しており、ビジネス渡航に適した環境が整っています。交通や食事の安全面についても、事前にご案内いたします。

Q. 複数人で参加することは可能ですか?
A. はい、同じ会社から複数名での参加も歓迎です。役割の違うメンバーで参加いただくことで、視察後の社内共有もスムーズになります。



参加を悩んでいる方へ

実際に見たことが、判断の決め手になる。

会議室では得られない“納得感”が、現地にはあります。

「まずは見に行ってみる」ことが、最善の第一歩になるはずです。

VOCが、皆さまの現地体験をしっかりサポートいたします!


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こんにちは!VOC事務局です。
国内のIT人材不足が深刻さを増すなか、多くの企業がオフショア開発を導入し、開発体制の強化やコスト最適化を図っています。

その中でも、いま最も多くの企業に選ばれているのが「ベトナム」です。

かつては、中国やインドがオフショア開発の主流でした

中国は地理的近さと豊富な人材、インドは高度な技術力とグローバル案件の豊富さを武器に、多くの日本企業が活用してきました。

しかし近年、そうした従来の選択肢を抑えて、ベトナムがオフショア開発先として圧倒的な支持を集めるようになっています

その背景には、若くて柔軟なエンジニア層、質の高い日本語対応、親和性のあるビジネスマナー、そして国家戦略としてのIT人材育成など、複合的な強みがあります。

とはいえ、「本当に中国やインドよりもベトナムが良いのか?」「どんな点で優位性があるのか?」と疑問を抱く方も少なくないでしょう。

本記事では、オフショア開発の3大主要国であるベトナム・中国・インドを多角的に比較し、なぜベトナムがこれほどまでに支持されているのかを、データと実情を交えてわかりやすく解説します。

この記事はこんな人にオススメ!

1. 技術力・対応スキルの比較

ベトナムはモダンな技術にも強く、若手の吸収力が高い。

技術傾向
ベトナムWeb/モバイル、クラウド、AI、Python, React等への対応力が高い
中国組み込み・ハードウェア寄り。大規模案件に強いが日本語人材は少なめ
インドJava系・SAPなど大規模基幹系。グローバル向け開発に強み

ベトナムのエンジニアは、ReactやNode.js、Pythonなど最新のWeb系技術に強く、AWSやAzureなどのクラウドにも対応可能です。モダンな技術を素早く吸収できる20〜30代中心の層が厚く、アジャイル開発やスタートアップ的なスピード感ある開発にもフィットします。

一方、中国は製造系企業との連携や組み込み系、インドは大規模な基幹系やグローバル対応が得意とされており、それぞれ得意分野が異なります。

2. コミュニケーション・言語対応

日本語対応力はベトナムが最も優位。

相場感(開発単価)備考
ベトナム1,200〜1,800 USD/月(一般エンジニア)品質・対応力とのバランスが良い
中国1,800〜2,500 USD/月地域によってばらつきあり/やや高騰傾向
インド1,500〜2,200 USD/月安いが管理・品質にばらつきあり

ベトナムでは国家戦略として日本語人材の育成が進められており、日本語検定N2〜N3レベルのエンジニアやブリッジSEが多く存在します。実際、日系企業を主要顧客とする開発会社では日本語での業務遂行が可能です。

一方、インドや中国では英語中心で、日本語でのやりとりが必要な場合は対応が難しいケースもあります。

3. 人材の供給量と安定性

ベトナムは若年層の成長が著しく、今後も人材供給が期待できる。

人材供給傾向
ベトナム毎年約5万人のIT新卒者が供給される。若手中心で拡大傾向
中国人口規模は大きいが人件費上昇中。都市部に集中傾向
インド人口は多いが、実力のばらつきが大きい

ベトナムでは、年間5万人以上のIT関連新卒者が輩出されており、20代〜30代前半を中心に学習意欲の高いエンジニアが多数存在します。今後も継続的な供給が見込まれており、安定した人材確保が可能です。中国は供給力があるものの、都市部での人件費上昇が進んでいます。インドは人口が多く供給量は豊富ですが、スキルのばらつきや離職率の高さが課題とされています。

4. コスト・物価・為替の観点から見る比較

相場感(開発単価)備考
ベトナム1,200〜1,800 USD/月(一般エンジニア)品質・対応力とのバランスが良い
中国1,800〜2,500 USD/月地域によってばらつきあり/やや高騰傾向
インド1,500〜2,200 USD/月安いが管理・品質にばらつきあり

5. 文化・距離・タイムゾーンの違い

項目ベトナム中国インド
日本との時差約2時間約1時間約3.5時間
商習慣親和性が高く柔軟ビジネス色が強い個人主義がやや強め
祝日など旧正月あり旧正月あり宗教祝日が多い

6. なぜ今「ベトナム」がもっとも選ばれているのか?

ベトナムがオフショア開発先として圧倒的に支持されているのは、単にコストが安いからではありません。

言語・文化・技術・人材のバランスが非常に良く、日本企業にとって“任せやすい”環境が整っているからです。

まず、日本語対応力はオフショア先の中でも突出しています。

国家戦略として日本語教育が進められており、N2〜N3レベルのエンジニアやブリッジSEが多数在籍。

加えて、日本的な報連相や丁寧なコミュニケーションにも馴染みがあります。

技術面では、ReactやPython、AWSなどモダンな技術に強い若手エンジニアが豊富で、国内開発と近い感覚で連携できます。

さらに、IT系の高等教育機関からは毎年5万人以上の新卒が輩出されており、将来的な人材供給も安定しています。

そのうえ、ベトナム政府はIT産業と日本向け人材の育成を重点政策として推進しており、継続的に信頼できる開発体制を構築しやすいのも特徴です。

ポイントまとめ

ベトナムは「コスト」ではなく、「信頼して任せられる環境」で選ばれるオフショア先になっています。

7. まとめ:選ぶべきは「国」ではなく「目的に合うパートナー」

いかがでしたか?

オフショア開発において重要なのは、「コストの安さ」ではなく「目的に合った国とチームを選ぶこと」です。

その観点で見ると、ベトナムは技術・人材・言語・文化のすべての面で日本企業にとってバランスが取れており、今後も信頼できるパートナーとして有力な選択肢となるでしょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!


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こんにちは!VOC事務局です。

世界的なエンジニア不足が続く中、ベトナムのIT人材に注目が集まっています。
若くて優秀な人材が多く、政府によるIT教育支援も進むこの国は、オフショア開発の候補地として多くの企業から評価されています。

しかし、「実際のスキルは?」「どんな技術分野に強いのか?」といった疑問を持つ方も多いはず。

この記事では、最新の統計データや図解を交えながら、ベトナムIT人材の市場規模と技術トレンドをわかりやすく解説します。

コストではなく、“質と成長性”に注目して、信頼できるパートナー選定のヒントにしていただければと思います。

1. なぜベトナムIT人材がいま注目されているのか?

日本企業をはじめとする多くの企業が、オフショア開発先としてベトナムを候補に挙げています。

その理由は、単なる「人件費の安さ」ではなく、人材の質と供給力にあります。

世界的なエンジニア不足が深刻化する中で、ベトナムは若くて成長意欲の高いIT人材が豊富な国として存在感を高めています。

2. ベトナムIT人材の市場規模とは?

2024年時点で、ベトナムにはおよそ150万人のICT人材が存在し、そのうちソフトウェアエンジニアは約53万人と推計されています。

さらに、IT関連の大学・専門学校からは毎年5万人以上の新卒人材が輩出されており、市場規模は年々拡大しています。

若年層が中心で、エンジニアの平均年齢は20代後半。柔軟な吸収力と新技術への順応性が強みです。

3. 技術トレンド:どんな分野・スキルに強いのか?

ベトナムのITエンジニアは、現代的なWeb・モバイル開発からバックエンド、さらにはクラウドやAI領域に至るまで、幅広い技術スタックに対応しています。

人気のあるプログラミング言語には、JavaScript、Java、C#、PHP、Pythonがあり、それに伴うフレームワークとしてReact、Spring Boot、.NET Core、Laravel、Djangoなどが広く使われています。

特にWebアプリやモバイルアプリ(React NativeやFlutter)の開発においては、日本企業からの受託実績も増加しています。

クラウドスキルに関しても、AWS(利用率38.3%)やMicrosoft Azure(25.2%)といった主要なプラットフォームへの対応経験が豊富で、MySQLやSQL Server、MongoDB、PostgreSQLなどのRDB/NoSQLの運用にも強みがあります。

また、AI・機械学習・データサイエンス・ブロックチェーンといった先端技術への関心も高く、これらの技術を業務で活用する若手エンジニアも増えています。

単なる下請けではなく、要件定義や技術選定といった上流工程への関与も可能な人材層が育ちつつあります。

※出典:CMC Japan「ベトナムIT人材の完全ガイド」

4. 国家戦略としてのIT教育と人材投資

ベトナム政府は、IT分野を国家戦略の中核産業と位置づけ、2020年に「国家デジタルトランスフォーメーション計画(749/QĐ-TTg)」を策定しました。

この計画では、「デジタル政府・デジタル経済・デジタル社会」の3本柱を掲げ、2030年に向けた技術国家への変革を進めています【出典:CICC/ベトナム政府資料】。

とくにIT人材育成は重要なテーマとされており、以下のような施策が推進されています:

また、政府はデジタル経済のGDP比率を2025年に20%、2030年には30%に引き上げる目標を掲げており、それを支えるデジタル人材の供給が国家成長戦略の鍵とされています【出典:VietBiz―ベトナムのICT市場・人材育成に関する現状と展望(2024年)】。

これらの取り組みにより、ベトナムでは単なるコーディング人材ではなく、設計・要件定義など上流工程にも対応可能なエンジニアの育成が着実に進められています。

5. 今後の展望と企業が注目すべき点

人材の数だけでなく、質・スキル・語学力・対応力においてもベトナムのIT人材は大きな成長を遂げています。

今後、より重要なのは「どの企業・チームを選ぶか」。

オフショア開発は、コスト重視ではなくパートナー選定と共創体制の構築が鍵になります。

6. まとめ:ベトナムIT人材は“未来の戦力”

いかがでしたか?

ベトナムのIT人材は、数と質の両面で大きな魅力を持つ存在です。

「安いから」ではなく、「任せられるから」「一緒に成長できるから」という視点で向き合うことが、これからのオフショア活用の本質と言えるでしょう。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。


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こんにちは!VOC事務局です。

国内でエンジニアが足りない」「コストが高すぎる」――こんな悩みを抱える企業が増えている中で、注目されているのがオフショア開発です。

つまり、開発業務を海外のチームにお願いする方法ですね。

海外といえばインドやフィリピンが有名ですが、ここ数年でグッと存在感を増してきたのがベトナムです。

実は、日本との相性もバッチリなこの国。今回は、「なぜオフショア開発でベトナムが選ばれているのか?」その理由を5つにまとめてご紹介します!

1.ベトナムが注目されてるのはなぜ?

最近、「オフショア開発ならベトナム!」という声をよく聞きませんか?

その理由は、IT人材の質と量、コスト、そして日本との相性の良さがバランスよく揃っているからなんです。

事実、東南アジアを中心とするオフショア開発国のなかでも、ベトナムは過去数年間にわたってオフショア開発の委託先として注目度ナンバーワンの国にランクインしています。

オフショア開発検討先 国別割合

出典:オフショア開発白書(2024年版)


ベトナムは若い人口が多く、国全体でIT教育にも力を入れています。優秀なエンジニアが毎年どんどん育っていて、技術力もしっかりしています。

しかも、日本語や日本企業の文化に理解がある人材も増えているので、やり取りがスムーズに進むんです。

さらに、コストも比較的安く、時差も少ない。

こうした理由から、多くの日本企業がベトナムに注目し、実際に開発拠点を移す動きも加速しています。

2.ベトナムが選ばれる5つの理由

理由①:コストが安くてクオリティも高い

まず大きいのがコストの安さ。

日本のエンジニアと比べて、給料はざっくり半分以下。それでいて、しっかり教育を受けた優秀な人材が多いんです。

「コストを抑えつつ、ちゃんとした開発がしたい」なら、ベトナムはぴったりです。

理由②:若くて優秀なエンジニアが多い

ベトナムのIT人材は2023年時点で約53万人となっており、その半数以上が20代〜30代の若い世代で占められています。毎年5万人以上のIT人材も新たに排出されています。

みんな真面目で吸収が早く、イノベーションを生み出しやすい傾向があります。

最近では、AIやブロックチェーンといった先端分野にもチャレンジしてる人たちが増えています。

理由③:英語も日本語もOK

オフショア開発において言葉の壁が気になるところですよね。

でもベトナムはそこも安心です。

英語を使えるエンジニアが多く、日本向けに日本語が話せる人材を育てている企業もあります。

特にBrSE(ブリッジSE)と呼ばれる、日本と現地をつなぐ役割のエンジニアは、プロジェクト進行にとても重要な存在になります。

理由④:日本と相性がいい

ベトナムの人たちはとても親日的。文化的にも礼儀や真面目さを重んじるので、日本の企業文化と合いやすいんです。

「報・連・相(ほうれんそう)」の大切さも理解してくれているので、プロジェクトがスムーズに進みやすいですよ。

理由⑤:インフラや環境が整ってる

IT都市として知られるホーチミンやハノイは、インターネットも電力も安定していて、開発環境としてはバッチリです。

しかも政治的にも比較的安定しているので、長期的な開発パートナーとしても安心感があります。

3.ベトナムでの開発、うまく進めるには?

オフショア開発はコスト面や人材面で魅力的ですが、「ちゃんと成果が出るか心配…」という声もよく聞きます。

実際、うまくいっている企業とそうでない企業の差は、事前準備とコミュニケーションの設計にあります。

これらをちゃんと準備しておくことで、後からの手戻りや認識違いを最小限に抑えられます。

①事前準備

まず何よりも重要なのが、パートナー選びです。

価格だけで選んでしまうと後々トラブルにもなりかねないので注意しなければなりません。

特に気にしておくとよい点として、日本企業と取引実績があるか?ブリッジSEは在籍しているか?品質管理体制やセキュリティ対策が明確か?契約前に技術テストやトライアル開発ができるかなどをチェックしておきましょう。

②コミュニケーション設計

オフショア開発でありがちな失敗の多くは、「認識のズレ」から起こります。

これを防ぐためにも、定例ミーティングを行う、チャットツールで常時連絡を取れる体制を作っておくなど、最初にしっかりとコミュニケーションのルールを決めておくことが重要です。

また言語や文化の違いをカバーするために、要件定義・仕様書の作成は超重要です。

日本のように「阿吽の呼吸」で進めるのはNG。あいまいな表現は避けて、誰が見ても同じ解釈になるように明文化しましょう。

4.まとめ:ベトナムは「今選ぶべき」開発パートナー

いかがでしたか?

「コストを抑えつつ、しっかりした開発をしたい」

「日本語が通じるエンジニアと仕事がしたい」

「長く付き合える海外チームを探してる」

そんな企業にとって、ベトナムはかなり理想的な選択肢です。

オフショア開発をこれから考えるなら、ぜひ一度、ベトナムを検討してみてはいかがでしょうか?

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!


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こんにちは!VOC事務局です。

コスト削減やリソースの拡張など、オフショア開発には多くのメリットがありますが、それに伴うリスクもしっかり把握しておく必要があります。

そこで今回は、オフショア開発で直面する可能性のある5つのリスクとその対策について解説します。

本記事の最後にはオフショア開発におけるリスクを管理するための実務向けチェックリストもご用意しました。

本記事が、オフショア開発を検討する際の助けになれば幸いです。

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0.オフショア開発に潜む5つのリスク

近年、開発コストの削減や人材確保を目的として「オフショア開発(海外委託開発)」を導入する企業が増えています。

一方で、国内開発とは異なる多くのリスクが存在するのも事実です。

オフショア開発に潜む主なリスクとして、「コミュニケーションリスク」、「品質管理リスク」、「プロジェクト管理リスク」、「セキュリティ・法的リスク」、「チーム運営・モチベーションのリスク」の5つがあります。

次の章から5つのリスクと対策について詳しく解説します。

1.コミュニケーションリスク

実際にオフショア開発で最初にぶつかる壁として、コミュニケーションの問題があります。

オフショア開発は海外にいる外国人エンジニアと仕事をするので、基本的には英語、もしくは現地の公用語でやり取りする場合があります。

近年では日本語が分かるエンジニアも増えてきていますが、いずれにせよ片方、またはお互いに外国語を使ってやり取りをすることになります。

そうなると起こりうるのが、発注側と請負側の「認識の祖語」です。

これによって仕様の誤解や手戻り、納期の遅れなどが発生してしまう恐れが出てきてしまいます。

また日本と他の国との文化や考え方に違いがあります。例えば日本独自の曖昧な表現(「いい感じに」や「うまい具合に」など)は海外では通じず、具体的に指示された内容だけ作業するので「思った仕上がりと違う」といったケースがままあり注意が必要です。

これらコミュニケーションリスクへの対策としてまず有効なのが、「ブリッジSEの活用」です。

日本側と現地スタッフとのパイプ役としてプロジェクトの初期から関与・支援してもらうことで、オフショア開発をスムーズに進めることができます。
特に日本文化と現地文化の両方に理解があるブリッジSEを活用することをお勧めします。

そしてやはり、「こまめなコミュニケーション」と「指示の明文化の徹底」をすることで、コミュニケーションリスクは大きく減らすことができます。
ドキュメントは図解で説明し、主観的な表現はなるべく減らすことが大切です。

また定例ミーティングなどを実施し、逐一連絡を取り合うことで、認識の齟齬を大きく減らすことができます。

2.品質管理リスク

オフショア開発では、成果物の品質が期待通りでない、あるいはばらつきが大きいという問題が発生しやすくなります。

その原因の一つに、「開発スキル・経験のばらつき」が挙げられます。

近年は中国やインド、ベトナムなどの技術力が高まり、クオリティの高い開発ができる一方、国によってはまだ優秀なエンジニアが多くは育っていないところもあります。

また同じ開発社内でも、メンバーごとのスキルに大きな差があることがあります。

安価なエンジニアは、初級者である場合も多く、設計糸を理解できないまま実装されることもあるので要注意です。

その他の原因として「品質に対する価値観の違い」があります。

「納品できる=品質OK」と考える文化と、「動作+メンテナンス性+テスト済み=品質OK」と考える文化では、完成品のレベルが大きく異なります。

さらに「工程管理の違い」から、品質に大きな影響を与えることもあります。

開発企業によっては、単体テストや結合テスト、UIテストなど、どの範囲までテストするのかが明確でないことがあり、またテストデータやテストケースが適当だったり、形式的なテストで本質的なバグを見逃すケースも存在します。

これらの品質管理リスクへの対策として、「品質定義の明文化」や「コードレビューの義務化」などが挙げられます。

テスト範囲、レビュー基準、パフォーマンス要件などを契約前に文書化し、コーディング規約・命名規則も共有することで、品質管理リスクを低くすることができます。

また経験豊富な日本側エンジニアがチェックする仕組みを整備することで、品質管理の甘い部分を早い段階で見つけ、修正することができます。

3.プロジェクト管理リスク

オフショア開発では、物理的な距離や組織の違いによってプロジェクトの進捗状況や品質をコントロールすることが難しくなる傾向があります。
結果として、納期の遅延コスト超過品質不良といった問題が発生しやすくなります。

主なリスク要素としてまず、「進捗の可視化が困難」であることが挙げられます。

オフショア先の作業がリアルタイムで把握できず、手遅れになってから問題が発覚するケースがあります。

また仮に定例ミーティング等があっても、詳細な状況や遅れの原因が正確に共有されないこともあるので注意が必要です。

責任の所在が曖昧」であることも、プロジェクトを大きく遅らせる要素の一つです。

問題が起きたときに、「誰が何をすべきか」が明確になっていないと、解決までに時間がかかってしまいます。

特に、複数の国や組織が関与していると責任分界が複雑になりやすい。

これらのリスクは、「プロジェクト管理ツールの導入」で大きく減る可能性があります。

JIRA、Trello、Redmine、ClickUpなどを活用して、タスクや進捗の見える化を徹底し、誰が何をいつまでにやるのかを明文化、チーム全体での共有をすることが大切です。

これらの指揮管理も、橋渡し役である「ブリッジSE」が取り仕切ってくれると負担が少なくすみます。

そのため活用するブリッジSEには技術力だけでなく、マネジメント・文化理解のある人材が望ましいです。

4.セキュリティ・法的リスク

海外とのやり取りでは、情報漏洩や知的財産の保護に関するリスクも無視できません。そしてこれらは、「起きてからでは遅い」タイプの問題です。
コストやスピードに目を奪われず、最初の契約とセキュリティ体制の整備に十分な時間と予算をかけることが、オフショア開発成功の鍵となります。

まず真っ先に気を付けなければならないのが、「機密情報・個人情報の漏洩」です。

オフショア先の開発者に業務を依頼する際、顧客情報、設計書、ソースコード、社内ドキュメントなどの機密情報を共有する必要があります。
この情報が第三者に漏洩する可能性が常につきまといます。

また、成果物の著作権・所有権が不明確なままだと、後になってトラブルになることがあります。
中には、開発者が作成したコードを別のクライアントにも流用していたというケースもあります。

オフショア先の国によっては、知財保護や労働契約に関する法律が日本と大きく異なる場合もあり、また訴訟時に不利になりやすい構造的リスクも存在するので注意が必要です。

これらのトラブルを回避するためにも契約時は慎重になる必要があります。

NDA(秘密保持契約)や業務委託契約を日本語・現地語の両方で明文化し、著作権・所有権の帰属をしっかりと契約書で明記しておきましょう。

紛争時の裁判管轄(例:東京地方裁判所)を契約に記載しておくと、トラブルが起こった際も自国の裁判所で行うことができます。

5.チーム運営・モチベーションリスク

最後に「チーム運営・モチベーションのリスク」について解説します。

このリスクはオフショア先の開発者が、プロジェクトに対する当事者意識や一体感を持てない状況になることで発生するリスクです。

「要件を渡して終わり」という関係性だと受け身になりやすく、受け身で消極的な開発姿勢が根付いてしまいます。
問題やリスクの報告もせず、最後にまとめて「爆弾」が帰ってくることもあります。

また成果に対する評価や感謝の言葉がないとモチベーションが維持しづらく、やりがいや成長機会を求めて他社へ転職してしまう「離職リスク」まではらんできます。

海外ではスキルアップやより好条件を求めて転職することは日本よりも一般的なので、ナレッジが蓄積されず、プロジェクトの品質も不安定になってきてしまいます。

これらのリスクを少しでも減らすために、チームとして「巻き込む」仕組みづくりが大切です。

ビジョンやゴールを全員に共有し、仕様や設計に対して意見を聞く場を設けることで、やりがいと主体性が高まります。

また定期的に成果や良い点をフィードバックすることで、個人をちゃんと見ていることを伝えてあげましょう。
KPIやMBOなどを活用し、成長を可視化・報酬に連動させる仕組みも検討してみても良いでしょう。

6.まとめ

いかがでしたか?

オフショア開発においては、何事も「現地任せ」にしてしまうと様々なリスクを回避できず、後戻りコストが非常に大きくなってしまいます。

本記事で紹介した5つのリスクとその対策を押さえておくことで、トラブルを未然に防ぎ、オフショア開発を成功へと導くことが可能になります。

ポイントは「相手は外注ではなくパートナー」だという意識を持つこと。

技術だけでなく、信頼関係づくりこそが成功の鍵です。

最後に、ここまで読んでくださった方に、本記事で取り上げたリスクを管理するための実務向けチェックリストを以下にご用意しましたのでご活用ください。


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VOC主催2025年度 VOCベトナムオフショア視察ツアーの開催スケジュールが決定いたしました。

今回も、ハノイとホーチミン2大IT都市を周遊し、現地の開発拠点や企業を訪問。
実際の開発現場やエンジニアたちの技術力を「リアル」に感じていただける貴重な機会です。

また、VOCだからこそ実現できる、現地ネットワークを活かした企業訪問や個別マッチングもご用意。
さらに、ベトナム経済の最新動向や将来予測、IT分野のトレンド解説も含まれており、
「視察を超えた実務的直結の学びと出会い」をご体感いただけます!

 

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こんにちは!VOC事務局です。

「オフショア開発って聞いたことはあるけど、実際にはよく分からない…」

そんな方に向けて、本記事ではオフショア開発の基本的な意味や仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。

実は、近年多くの企業がオフショア開発を取り入れており、
コスト削減や開発スピードの向上など、さまざまなメリットを実感しています。

この記事を読めば、「なぜ今オフショア開発が注目されているのか」が5分でつかめます!

この記事はこんな方にオススメ!

オフショア開発とは、システム開発やソフトウェア開発を海外の企業やチームに依頼することです。

「offshore(オフショア)」は「海外」「海外拠点」といった意味があり、日本国内ではなく、国外の開発リソースを活用する開発手法です。

たとえば、日本の企業がベトナムやインドのエンジニアにアプリ開発を依頼するケースなどがこれにあたります。

2.オフショア開発と他の手法との違い

開発形態場所特徴
オンサイト開発社内・現場エンジニアが常駐、直接コミュニケーション可能
ニアショア開発国内の地方都市など時差や言語の壁がなく、比較的低コスト
オフショア開発海外コストが最も安いが、コミュニケーション面に工夫が必要

3.なぜオフショア開発をするのか?

主な目的は「コスト削減」「人材確保」「開発スピードの向上」です。

人件費の差によるコスト削減

IT人材の確保

開発スピードの向上(時差活用)

4.オフショア開発のデメリット

オフショア開発はコスト削減や人材確保の面で多くのメリットがありますが、

適切に運用しないとトラブルになるリスクもあります。以下が代表的なデメリットです。

言語・文化の違いによるコミュニケーションの壁

時差の問題

品質管理が難しい

セキュリティ・情報管理のリスク

要件のズレや仕様変更時のトラブル

また、上で挙げたデメリットとその主な対策を簡単にまとめてみました。

詳しくはまた別の記事で詳しく解説する予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください!

デメリット内容・リスク主な対策
言語・文化の違い意思疎通ミス、誤解ブリッジSEの活用、明確な仕様書
時差の影響対応遅れ、リアルタイム対応が難しい定例会議の設定、作業時間の調整
品質管理の難しさテスト精度や完成度がバラつく品質基準の共有、検収プロセス強化
セキュリティリスク情報漏洩、データ不正使用のリスクNDA、アクセス権管理、セキュリティ教育
要件ズレ・仕様変更時のコスト増加理解ミス、再開発によるスケジュールやコストの悪化アジャイル導入、逐次確認の体制構築

5.オフショア開発の流れ

最後に、実際のオフショア開発の流れを軽く確認してみましょう。

  1. 開発内容や仕様を日本側で決める
  2. パートナーとなる海外の開発会社を選定
  3. 設計・要件定義を共有し、開発スタート
  4. 定期的なミーティングや進捗確認を実施
  5. 完成後、テスト・納品・運用サポートへ

まとめ

オフショア開発は、「安く・早く・柔軟に」開発を進めたい企業にとって、非常に魅力的な手段です。

ただし、うまく活用するには「相手との連携」や「準備」がカギになります。

「海外に開発をお願いするのって難しそう…」と思うかもしれませんが、

信頼できるパートナーと組めば、大きな成果を得ることができます!


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■2025年7月11日追記

本ツアーのお申込み受付は終了いたしました

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国内のエンジニア不足が進む今、オフショア開発はDX推進を支える重要な選択肢の一つです。

今回の視察ツアーでは、ベトナム現地の開発企業を複数社訪問し、現地の開発企業を訪問し、エンジニアの働き方やチームの雰囲気、開発体制をリアルに見て・聞いて・感じられるコンテンツをご用意しました。

VOC視察ツアーの強み
現地で“見る・聴く・体感する”ことから得られる情報が多数
複数の開発企業をフラットな視点で比較できるコンテンツ
導入済み企業の実事例に触れられる

 

初めてのオフショア導入検討にも、既存体制の見直しにも、「行く価値のある視察」をお約束します。

【開催概要】

日程: 2025年8月20日(水)~23日(土)/お申し込み期限:2025年7月11日(金)

費用:50,000円/1名(視察中の送迎・会食費用 込※複数社合同 最少催行社数あり)

  ※下記は自己負担にてお願いいたします(概ね150,000円前後)
   ①日本↔ベトナム間移動 ②ベトナム国内線移動 ③各地での宿泊 ④個人的に必要となる経費

移動時間(目安):約6時間、JAL便利用

 コスト重視プラン(往復約9万円)※他フライトも選択可能です

  往路 成田 17:45発→ホーチミン市 21:45着

  復路 ホーチミン市 23:05発→成田 6:45着(8/24(日)) 

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<スケジュール概要>

<詳細スケジュールはこちら(PDF)>

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多くのベトナムオフショアを手掛け、ベトナムを深く知るVOCならではの最新情報のご提供と、現地のIT事情・文化・グルメのご案内までVOCがフルサポートいたします。

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皆様のご参加を心よりお待ちしております!

各種お問い合わせ先:VOC事務局 info@voc.or.jp


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