
こんにちは。VOC事務局です。
今や聞かない日はないくらい注目キーワードとなった「DX」。
IT企業のみならず、どの業界のビジネスシーンでも、もはや軽視できないものになりました。
DXとは何か、オフショア開発とどのような関係があるのか解説していきます。
1. DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略称です。英語表記では「Digital Transformation」ですが、「Trans」を「X」と表記することが多いため「DX」と略されます。意味は「デジタルによる変革」で、デジタル技術によって、人々の生活をよりよいものに変革することを意味しています。企業がDXを推進しやすいように、国から助成金や補助金も出ています。
2. DXを導入するメリット
■レガシーシステムからの脱却とシステムのリスク回避
DX実現は、従来のレガシーシステムから脱却し、時代に即したシステム環境を構築するための基盤を整えることと同義と言っても過言ではありません。
こうしたレガシーシステムから脱却できれば、古い技術を扱える人材が少なくなることで、システムがブラックボックス化するなどの問題を事前に回避することができます。
■収益逓増による利益率の拡大
収益逓増(しゅうえきていぞう)とは、スタンフォード大学ブライアン・アーサー教授が提唱した法則です。たとえば生産規模が2倍になった企業では、生産効率性が向上し、生産量は2倍以上に増加します。生産規模を拡大するとそれ以上の生産効率性が手に入れられるため、利益率の拡大が図れるというわけです。そして、収益逓増を実現するポイントは「デジタル化しているか否か」と言われています。従って、DXへ取り組むことで収益逓増を実現し、大きな利益を手にすることができる可能性があります。
■消費行動の変化に対応したビジネス変革
新型コロナが流行した時代の中でも増益した企業はあり、日経新聞などでは、DXに取り組んでいたかが明暗を分けたと報道されたほどでした。
単純に扱う商材がウィズコロナの生活様式と相性が良かった企業以外も、増益を果たしている企業はあります。
具体的には、ニトリや日本マクドナルドは、ネット販売システム強化で、コロナ禍に最高益を更新しています。また、ウォルト・ディズニーやウォルマート社もネット販売や動画配信事業で、本来メインだった集客を補っています。
今後もこうした世界的な消費行動変化への対応が必要になることは容易に予測されますので、ぜひ今のうちから取り組んでいただきたいと思います。
3. DX化を進める為の具体策として注目されるオフショア開発
■消費行動の変化に対応したビジネス変革
DX化を進める具体的な解決策として今、オフショア開発が注目されています。
オフショア開発とはDX化する為のシステム開発業務を海外企業、または海外の現地法人などに委託することです。日本人よりも人件費の安い海外のエンジニアリソースを活用することで、DX推進に伴い中小企業が抱える課題の 「予算の確保が難しい」「DXに関わる人材が足りない」という点を、解決することができます。
またオフショア開発の特徴であるラボ型開発を取り入れることで、柔軟な開発を行うことができるため、「要件が決まっておらず前に進められない」といったお悩みをお持ちの方でも、DX化への取り組みをスタートさせることができます。
このようにDX化を進める為の具体的な解決策としてオフショア開発の活用が注目されています。
4. まとめ
今回は、DXの重要性とその効果について解説しました。DXは単なる技術の導入ではなく、ビジネスモデルや組織文化を根本から変革するものであり、その成功は企業の競争力を大きく左右します。
さらに、人材不足がツ木菟日本のIT業界においてDXの取り組みをより効果的に進めるためにオフショア開発を活用し、成功させることが重要な要素であることもの戦略となります。
オフショアチームとの連携を強化し、企業が持続的な成長を遂げるためにも当協会の発信が皆様のオフショア開発とDXを成功に導くヒントになれば幸いです。
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